2022年度厚労省予算案と助成金

query_builder 2022/01/27
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浜松市を中心に助成金についてのご相談を承っております、遠山社会保険労務士事務所でございます。


厚生労働省予算案から、来年度に予定されている助成金が予測できます。2022年度の予算案として挙がっている注目の内容を簡単にご紹介いたします。


1、雇用維持

雇用の維持、在籍型出向の取組への支援として、補正予算案1兆854億円が計上されています。雇用調整助成金、産業雇用安定助成金等による「雇用維持の取組」への支援が引き続くことが予想されます。ただし、雇用調整助成金等は段階的に縮小していく傾向があり、雇用維持のための助成金は業種や業績を絞ったものになっていくでしょう。


2、労働移動・人材育成等

「人への投資」の強化として補正予算案1,024億円が計上されています。雇用流動化のための訓練や、デジタルなど成長分野を支える人材育成について助成金が見込まれます。


3、男性の育児休業取得等の促進

男性が育児休業を取得しやすい環境の整備に向けた企業の取組支援や、不妊治療と仕事の両立支援などに補正予算案55億円が計上されています。


4、テレワークや WLB

柔軟な働き方がしやすい環境整備、安全で健康に働くことができる職場づくりのための補正予算案1,730億円が計上されています。


5、高齢者就労支援

高齢者の就労、社会参加の促進のために予算案275億円が計上されています。2021年度に引き続き、70歳までの就業機会確保等に向けた環境整備や高年齢労働者の処遇改善を行う企業への助成金が期待できるでしょう。


6、最低賃金引き上げ

最低賃金、賃金の引き上げに向けた生産性向上等の推進や、同一労働同一賃金など雇用形態に関わらない公正な待遇の確保のために補正予算案394億円が計上されています。



キャリアアップ助成金の正社員化コースが継続するかが注目です。

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